「リスク」ということを考える。。
いよいよ 年の瀬も押し迫ってきました。
ここ1週間ほど前から厳しい寒波も 日本中を覆っているようで、
冷たい風が吹き、大変 寒いですね~。
皆さまは如何お過ごしですか。
地域によっては、インフルエンザが流行ってたり(学級閉鎖等あったり)、
ノロウイルスも流行してるとか・・・ニュースで聞きました。
ネットに居たりすると、どうやら胃腸風邪に掛ってる方もおられる事も解り。。
(実は、私の家族も(私を除いて)みんな胃腸風邪に掛りました。。)
まさに今の時期、要注意の時期です。
今日は、血栓症だけに限らず 全体のことを考えて書いていきます。。
『病気』と聞くと・・・
例えば、先程の様に、ウィルスや細菌などによる感染の原因によるものも
また、家系にどの様な病気経験があったか・・と、遺伝の影響のもの
そして、現代よく耳にする生活環境・・・生活習慣病など。。
大まかに考えて、直ぐ浮かびそうなのは、これらかも知れませんね。
勿論、原因不明、または原因追究が難しいと思われる病もあるでしょう。
(だからこそ 医療側も、日夜努力されてるのでしょうが。(よく日進月歩と聞きますね))
只、大まかに全体を見て、仮に上の事柄を考えてみても・・・
結局、「どんな事をしていたら どうなる」が、共通してるなぁ~と思えるのです。
いい事も よくない事も、どちらも当て嵌まると。
例えば、感染・伝染などは。。
インフルエンザを例にとれば、「手洗い・うがい・顔洗い」なども聞きます。
つまり、手などに付いたバイ菌、ウィルスを少しでも体には入って来ない様に、
また、風邪引いてマスク・・・じゃなくて、風邪の前にマスク、というのもありますね。
だけど、もっと基本的な事は「充分な睡眠、栄養、運動」=免疫や抵抗力や・・・基本の体力。
本当に丈夫な人は、風邪も引かなかったり、軽かったりします。
インフルエンザだけに限らず、梅雨から夏によく聞く「食中毒」でも、
「前もって注意していたら、大変な事にならなかったのに~。」ということもありますよね。
遺伝に関しては。。
癌などは、昔はそんな風に(世間では)言われてましたが、
今の時代、どちらかというと・・・これも生活習慣病とみられるそうです。
「遺伝」で本当にそのまま病気が遺伝・・・という方もおられるかもしれないですが、
(私や身内にはその経験がないので、その件については割愛しますが・・・)
遺伝体質とかいうことは、何となくですが分かる気もします。
仮に、肥満などはそうなんじゃないかな・・・?
でも、難病などなら遺伝子などと関わるかも知れないので割愛しますが・・・
「環境」「習慣」を考えると、つまり「なりやすい体質を持つ」ということになるんじゃないかな。
そこで、3つ目に書いてみた「生活習慣病」
(今や 「成人病」とも言わなくなりましたね。子供もなりますし、意味を考えたら。。)
「なり易い体質」だったり、健康を全く考えていない状態だったりしたら・・・!
中には丈夫な人もいるかもしれません。
が、中年以降とか、体力が衰える頃から「生活習慣病」に引っ掛かる人もいるでしょう。
習慣病というくらいだから、長年の習慣が積もり積もった、とも言えるでしょう。
なり易い体質だろうが、本当は なりにくかった筈の身体であろうが・・・
油断などで それらの病気を引き寄せてしまう可能性はあるでしょう。
身近によく聞くような状態、症状などを思い浮かべただけでも、
「もし、気をつけていたら・・・」ということが必ずある様な気がします。
命に関わること、身体に大いに関わることと言えば、
病気だけじゃなく、事故や事件もあるでしょう。 災害もありますね。。
災害に遭った人でも、九死に一生を得て助かる人もいる。
自然の力の中でも、人間の知恵や気力がいい方向へと働いた結果ではないかな。。
反対に、事故(代表は…交通事故)で危険に晒される人もいる。
事故って、、人工的な事ですよね。 もし、(良くはないが)うっかりミスであっても、
最低限の状態なら物損事故で済むかも知れないところを
無謀な運転をしてたら、大怪我・・・どころか、命にも関わることになる。
事故一つとっても、怪我一つとっても、「リスク」の大きさの違いに寄っての結果が
見えてくるのではないでしょうか。。
病気も同じではないでしょうか。。
壮年期の頃、健診などで「要検査」と言われる場合もあります。
だけど、中にはそんなに深刻になる事もない場合もありますが、
やはりそれなりの結果が出た場合は、これからでも生活を見直すいい機会と思います。
でも・・・
自分は丈夫だから~と、検査をきちんと受けない人も中にはいるとか、聞いた事あります。
「検査に引っ掛かるといけないから。。」
→ 「日頃から健康を考えよう。」 と、
→ 「病院行かないでおこう。」 と、全然方向が違います。
もちろん、過剰反応はよくないですよ。
「きとんと理解できること。正確に知ること。」が大事と思うんです。
「検査に引っ掛かる。」のがリスクじゃなくって、
「病気になる。または、そうなり易い状態、条件がある。」ほうが 、リスクと。。
私は、特に最近は・・・
「病気になるのは、リスクが どれだけあるかということだな。。」
常にそう思うようになりました。
「運が悪い」とか「バツが悪い」とかじゃなくて。
「血栓症」・・・特に「エコノミークラス症候群」も 例外じゃないな。。
この様に思う、考える様になったのも・・・
皮肉にも、この病気を経験したから気づけた様なものです。。
私が、日頃から思ってる言葉で・・・
「薬はリスク。リスクは薬。」と自分に言い聞かせてた事あります。
いえ、回文で遊んでるんじゃありません。^^;
(文章が短すぎますが)・・・
薬を頼り過ぎて・・・正しい食事ではなく、いい加減にサプリ飲んだり、
体に合うかどうか分からずに適当に薬を服用続ける。。
効き目が正しくあればいいんですが、回復しない時は副作用の危険もあり、
必ず、薬剤師か医師に相談が必要。
・・・と思えば、「薬はリスク」と。
最初に言った様な、「リスクな事って何だろう。」と考えたり気づけたら、
今までの(仮に)不養生を正せば、それ以上は悪くならないかも?
成果が出れば、健康状態に近づけるかも?
健康な人は、それを守り続けられるかも。。
・・・と思えば、「リスクは薬」 ・・・薬の役目以上のものが得られるかも。
そんなことを この歳の瀬ではありますが、書いておこうと思いました。
此処に立ち寄られた方々へ。
(きっと病気の事を調べに来られた方が多いでしょう。。)
寒い日が続きます。
また、年末年始、お酒や食事など飲食の機会が多くなるでしょう。
風邪をはじめ、温度差から来る体調の変化や、暴飲暴食で体に負担を掛け過ぎない様、
体調管理に気をつけてくださいね。
皆様が、健やかに幸せな日々を送れますように。。。